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FOCA memo_vol.002 [FOCA]

先日会社にカメラマンのAさんが掲載用のDATAがとイベントの打ち合わせに来社された。
そこで、FOCAのあのピンずれ解決になにかアドバスもらえないかな・・・・
とお願いしてみたら・・・

「ライカと同じタイプみたいやね。持ってるレンズと比較してみようか?」
と言ってくださったが、あいにく、カメラはなし(^^;
「じゃぁ、自分で簡単にレンズのピントの確認が出来る方法があるから、それで、レンズに問題ないか確認してみるといいよ。」
とレクチャしてもらった。
「パソコンの壊れたモニターをバラすやん、そしたら、モニターのフィルムが取れるから、それを使うといいよ。で、そのモニターをライトボックスに作り替えたらええんやし。」
・・・・とな!
ってか、モニターってそんな簡単に壊れませんって(^^;
しかもバラすって・・・・・
わらに、ライトボックスに作り替えるって・・・・・
Aさん、なんでも作り替えたり、オリジナルツールを簡単につくってしまうからなぁ。
3D写真を撮りたいからと、あれやこれやフィルム作ったり・・・・(笑)
こんな楽しいカメラマンなので、自分で出来るチェック方法はありがたい!

参考までに下記の写真交えた説明で、
どんなふうにチェックしたのか公開しますね~♪(こればベストとは言えないですが(笑))

まず、シャッター速度の設定。(FOCAユニバーサルの場合にかぎるけど)

Foca_setting01.jpg
シャッターダイヤルを25sに合わせる
Foca_setting02.jpg
さらにスローシャッターダイヤルのT(このTって何の意味?)に合わせる。

蓋を開けて、
Foca_setting03.jpg
シャッター幕を解放するために、
シャッターダイヤルを矢印通りにまわして、シャッターを押す。
Foca_setting04.jpg
すると、幕が開いた状態になってレンズから直接画像が見れる。

そこにクリアファイルなんかで半透明を利用してフィルムの位置に当てる
(このときはファイルのシートを2枚がさねしました)
Foca_setting05.jpg

このシートに写る画像がフィルムに焼き付けられるわけである。
実は知らなかったけど、距離とは被写体からこのフィルまでの距離のことらしい。
私はてっきり、レンズの先から被写体までの距離と思い込んでいた・・・・
でも、接写レンズをつけたときは、レンズから被写体までの距離だそうだ。
(知らないでも撮れる現代のカメラって素晴らしい!(笑))

さて、このシートにピントを合わせた画像が綺麗に見えるか・・・・

Foca_setting07.jpg
おお!綺麗にピント合ってるやん!
・・・・・・ってことはレンズは問題なし?

とそんなことしていて、はっと気づいた(^^;

ピントが合っている時はレンズの胴がちゃんと伸びている。
Foca_setting06.jpg

距離も絞りもそのままなのにが狂ったとき。
Foca_setting09.jpg
こんなピンぼけ・・・(まさにこのピンボケの状態が今までの撮れた画像!)(^^;
Foca_setting08.jpg
胴が沈んでました(^^;

そんなことが原因だったのね・・・・(ToT)

つまり今までのピンぼけは使い方をきちんとマスターしていないってことだった!
デジカメや一眼レフに慣れていたので、機械任せになってた私・・・・
こういった古いカメラってすべてが使い手によって使い物になるかならないか、
はっきりするんやね(^^;

ああ、いろいろ勉強になりました。

Aさん、ありがとうございました~♪

FOCA  de  Happy Holidays  no.002 [FOCA]

なかなかピント合わせが上手くいかないFOCA・・・
めげずと持ち出してチャレンジするのだが・・・・

Foca20110108_2.jpg
↑ 思った対象にピントは合ってないけど、
どことなく合ってる仕上がりになってた(^^;

レンジファインダーでのピント合わせが難しい。
デジカメは自動で合わせてくれる。
F3はファインダーがクリアで視野も見やすく、ピント合わせも楽だ。
しかし・・・・FOCAはファインダーも薄暗く、視野も狭い。
もしかしたらファインダーの調整が必要?
しかも逆光気味なポジションだと、二重像が全く分からなくなるぐらい、
光の影響を受けまくり・・・・

逆光に影響を受け易いのは仕上がりを見てもわかる。

Foca20110108_1.jpg

ユリカモメの群れが舞っているところをぎりぎり逆光になるかならないかの位置で撮ったのに、白い翼が反射して、光のラインがぼんやり写りこんでしまっている!
(この光のもやもやをフレアと言うそうだ。)

・・・・・・うう、フードが欲しいかも。

完璧に逆光で、水面の反射を撮ったけど、
これも太陽光のところがもやもやしてしまってる・・・(U_U;
↓↓ これね。

Foca20110108_4.jpg

ただピント外れの確率はなぜか50mmのレンズの時。
接写レンズをつけると・・・・不思議とピントが合いやすい。
でも、ファインダーの画像はなんのこっちゃ?的な像の合い方なのだ。
接写の時の問題は、ファインダーのトレミングと上がりのトレミングに差が生じること。
ファインダーで見ているより、右よりになるようだ。

Foca20110109_1.jpg

Foca20110109_4.jpg

どちらもファインダー内では右端に寄せて撮っていたのだけど、
左よりに上がってきた。(^^;

そんな中でも一枚だけなんだかまともに撮れているものもあった。

Foca20110109_3.jpg

これらは接写レンズ3.5倍を装着。
レンジファインダーは二眼が横に並んであるのだけど、
このメインのファインダーがレンズの真上に、
もう片方が左の端に・・・・
この微妙な位置関係がフレームのトリミングに問題となるのだろう・・・
と自己判断(笑)

50mmレンズそのままで撮った枚数は100枚以上、
ピントが合ってたものは7,8枚程度。

接写レンズで撮った枚数は10枚ぐらいで、
5枚ぐらいがピントが合ってた。

さらに135mmレンズで撮った枚数は3,4枚ぐらいなのに
ほぼどれもピントが合ってた・・・・・

Foca20110109_5.jpg
↑これが135mmで撮ったもの。

FOCAは広角レンズであればあるほどピントが合いやすいらしいけど、
私は邪道(?)なレンズのほうが性に合う♪

「なんでやねん!」

と、自分で自分をツッコミしたいぐらい、実は下手や・・・・(ToT)


【追記memo】--------------------------------------------------------

ブログを読んだ、ゆうさんから教えてもらった。
ピンぼけは被写界深度によるものかもしれない、とのこと。
1.9Fの場合、レンジファインダーでピント合わせてもかなりの的確な合わせでないとピントを外すらしい。
望遠で上手くピントがあったのは、レンズの絞りが暗いからその分、深度が幅広くなって、少々のピンずれもカバーできているのだそうだ。・・・・・でも、ほぼ5.6Fで撮ってたんやけど・・・・やはりピント調整とか必要なのかも・・・・すぐに使いこなせないけど、いろんな勉強が出来るクラシックカメラです(笑)

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FOCA memo_vol.001 [FOCA]

Foca Universal

Foca_02.jpg

種類:Universal
発売年:1949年
メーカー:OPL
シャッター:布幕横走りフォーカルプレーン B、1~1/1000秒
ファインダー:二重像合致一眼式
標準レンズ:オプラー50ミリ1.9
レンズマウント:専用バヨネットマウント


難しいことはよくわからないので、この記事では割愛。

FOCAでググるといろんなサイトが参考に出てきます。詳しくはそれらのサイトで見てください。

基本的にカメラについては知識的には初心者なので、
このFOCAがバヨネットマウントだとか、レンジファインダーだとか、
視度補正がどうとか・・・・読んでも理解できていません。
単純に実践で使ってそれがどんなんものか実感するしかできないです(^^;
たぶん、アクセサリーとかなんかを揃えようと思うときに知識が必要なのだろうとは認識しているけど・・・・その時はまた、その時になって調べる・・・という性格。ま、FOCAのアクセサリーとか、交換レンズとか、フィルターとかは入手困難やろうから、偶然見つけたら買うってレベルだしね(^^;

しかし、こうやってクラッシクカメラを手にすると、
自分の生まれた年に販売開始されたカメラが欲しくなる(笑)
しかし、その年代のカメラってあるんやろうか?

・・・・ああ、尽きないカメラ欲です・・・(笑)

FOCA de Happy-Holidays no.001 [FOCA]

今年最後の贅沢。

Made in France のカメラ

FOCA ユニバーサル (1950年ぐらい?)

Foca_01.jpg

はっきり言って、一目惚れってやつです。(笑)

ドイツ生まれのライカやコンタックスとは違って、
頑丈さより優美なカメラ。
アルミとか使っているだけに、傷つきやすそうだ・・・(^^;
でもちょっぴり軽いかも♪

このFOCAの詳細はまたおいおいブログにUPして記録していこうと思ってます。

クリスマスの25日、めっちゃ寒くて風が冷たいんやけど、
先日のトレッキングの影響もあり、
それよりもFOCAを使ってみたい気持ちの方が強くて、
寒い中、躊躇いなく公園へ飛び出した。

Foca1.jpg
↑ 5cmレンズを装着

チラチラ小雪が舞う。
この冬の初雪や♪と冬の寒さが楽しくなってくる。
でも、蕁麻疹には要注意。冷えないように手袋もスタンバイ!

クラッシクカメラは何もかもマニュアル・・・
もちろん露出もピントも・・・・(^^;
レンジファインダーって初めてだからピント合わせが難しいです。

36枚撮って、ピントが合って見れる程度に撮れたのは5枚・・・・(--;

5cmレンズで撮ったもの
Foca20101225_1.jpg

Foca20101225_2.jpg

とにかく、ピントをあわせるのが難しい。
私的には10mぐらいの距離とかピントが合わせるのがうまくいかないようだ。

135mmレンズで撮ったもの
Foca20101225_3.jpg

Foca20101225_4.jpg
↑ タイミングよくコゲラを見つけてピント合わせの練習

Foca2.jpg
↑ これが135mm装着のFOCA

135mmの時はボディのファインダーではトレミングできないので、
付属のフレームファインダーで・・・・ピントはボディのファインダーで・・・・(^^;
それでもなんとかあの動きまわる野鳥が撮れた♪と思う・・・(^^;

3.5の接写レンズで撮影
Foca20101225_5.jpg

この接写レンズは春に花を撮るのに重宝しそうだ。

まだまだ、ピントも構図も露出も不出来。
時折、設定を確認し忘れて撮ってしまう。
ピントも合ってる気分で・・・・ボケボケやし(^^;

当分はFOCAにハマってしまいそうや~♪

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