Contaflex File no.0003 朱 [Zeiss Ikon Contaflex]
再び伏見稲荷へ
・・・・といっても、もう2月のことで、
記事としてはのんびりしたものだ(笑)
稲荷といえば、もちろんお狐さま。
狛犬ならぬ、狛狐。
それは凛々しすぎて、狼のような強面。
伏見稲荷は彩りが派手で、鮮やかで。
別世界へ入り込むという感じ。
撮:contaflex
一ノ峰(上ノ社)へと続く朱のトンネル。
間から陽射しが差し込むと、より朱が燃えるように輝く。
撮:contaflex
道々の木々の緑(照葉樹)が、さらに鳥居の朱を際立たせている。
どこまでもどこまでも、登って息切れが始まった頃、
ようやく四ツ辻に到着。
ここで、どのコースを選ぶか迷うが、
人が少ない方へと道をゆく。
四ツ辻からはどちらの道を選んでも、ぐるっと回れるのだ。
でも多くは、直接、一ノ峰に向かうらしい。
人気の少ない道は空気もひんやりしている。
だが似た様な思いの人もいるらしい。
外国からの旅人も同じルートを前後しながら歩いていた。
やがて、鳥居も数が減り、
山道になっていく。
清滝と道案内に従って進むと、
なんとも小さな鳥居が小さな川の流れのそばにあった。
鳥居をくぐると、その先に滝(らしい)。
撮:Richo GXR
昔はこんな滝だったのかな?
気持ちちょっとがっくり(笑)
この滝から、東山トレイルルートと合流している。
季節が良くなって、体調もよくなれば、
T記者を誘って(道に詳しいからね~^^;)歩いてみたいルートだ。
滝から山を登って一ノ峰を目指す。
が、意外と登りがハード(笑)
息切れしだして、休みながらとぼとぼ登っていく。
稲荷には個人が建てた(奉納した?)宮が山を覆うように続いている。
どこまで行っても、鳥居だけがある。
鳥居に飽きてきたとき、
その鳥居の連なりを駆け抜ける影に気をとられた。
猫だ。
猫が何かに向かって鳥居のトンネルを駆け抜けていた。
驚かさないよう、ゆっくり追いかけて、
たどり着いたのが、小さなお店の軒先。
撮:Richo GXR
残念ながら、猫のご希望には応えれないようだ。
店はすでに営業終了の様子。
この猫は、いつも店の窓を覗くのだろう。
慣れた動きで、店の中の誰かをニャーと呼ぶ。
しかし、やはり誰も応えない。
残念でした・・・なんて、心でつぶやいて、
猫にさよならをし、一路、上ノ社へ。
そして、上ノ社を参拝して、時間におわれるように山を降りていく。
下る道の朱の鳥居に傾きかけた陽射しがまだら模様をつくる。
昼間の朱とはまた違って、甘い朱色になっていく。
赤の時間に包まれて、やがて一日が終わり、
帰りの電車では朱に染まった、視覚を一休み。
日本の色って美しいなぁ・・・・・。
・・・・といっても、もう2月のことで、
記事としてはのんびりしたものだ(笑)
稲荷といえば、もちろんお狐さま。
狛犬ならぬ、狛狐。
それは凛々しすぎて、狼のような強面。
伏見稲荷は彩りが派手で、鮮やかで。
別世界へ入り込むという感じ。
撮:contaflex
一ノ峰(上ノ社)へと続く朱のトンネル。
間から陽射しが差し込むと、より朱が燃えるように輝く。
撮:contaflex
道々の木々の緑(照葉樹)が、さらに鳥居の朱を際立たせている。
どこまでもどこまでも、登って息切れが始まった頃、
ようやく四ツ辻に到着。
ここで、どのコースを選ぶか迷うが、
人が少ない方へと道をゆく。
四ツ辻からはどちらの道を選んでも、ぐるっと回れるのだ。
でも多くは、直接、一ノ峰に向かうらしい。
人気の少ない道は空気もひんやりしている。
だが似た様な思いの人もいるらしい。
外国からの旅人も同じルートを前後しながら歩いていた。
やがて、鳥居も数が減り、
山道になっていく。
清滝と道案内に従って進むと、
なんとも小さな鳥居が小さな川の流れのそばにあった。
鳥居をくぐると、その先に滝(らしい)。
撮:Richo GXR
昔はこんな滝だったのかな?
気持ちちょっとがっくり(笑)
この滝から、東山トレイルルートと合流している。
季節が良くなって、体調もよくなれば、
T記者を誘って(道に詳しいからね~^^;)歩いてみたいルートだ。
滝から山を登って一ノ峰を目指す。
が、意外と登りがハード(笑)
息切れしだして、休みながらとぼとぼ登っていく。
稲荷には個人が建てた(奉納した?)宮が山を覆うように続いている。
どこまで行っても、鳥居だけがある。
鳥居に飽きてきたとき、
その鳥居の連なりを駆け抜ける影に気をとられた。
猫だ。
猫が何かに向かって鳥居のトンネルを駆け抜けていた。
驚かさないよう、ゆっくり追いかけて、
たどり着いたのが、小さなお店の軒先。
撮:Richo GXR
残念ながら、猫のご希望には応えれないようだ。
店はすでに営業終了の様子。
この猫は、いつも店の窓を覗くのだろう。
慣れた動きで、店の中の誰かをニャーと呼ぶ。
しかし、やはり誰も応えない。
残念でした・・・なんて、心でつぶやいて、
猫にさよならをし、一路、上ノ社へ。
そして、上ノ社を参拝して、時間におわれるように山を降りていく。
下る道の朱の鳥居に傾きかけた陽射しがまだら模様をつくる。
昼間の朱とはまた違って、甘い朱色になっていく。
赤の時間に包まれて、やがて一日が終わり、
帰りの電車では朱に染まった、視覚を一休み。
日本の色って美しいなぁ・・・・・。
2012-03-31 23:05
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コメント(5)
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朱色はいいですよね。
ただ、jpegに落とすと朱色や赤色は汚くなるのが残念(^^;
by j-taro (2012-04-01 00:06)
こんにちは。
お稲荷さんの朱の連なりも異世界への入口みたいで…
猫は、日常の行動なんでしょうか?
by HIRO (2012-04-01 05:44)
独特の雰囲気が出ている神社ですね。
猫ちゃんを追いかけてお店の軒先の写真は
なんかこう、別世界、、猫の世界に迷い込んだような
不思議な雰囲気です。
by 魔太郎 (2012-04-01 07:15)
冬日の神社は、凛とした空気が好きです…
でも、写真家の皆さんは、人間の目と心の表現力を如何に捉えるか?
これって永遠の課題なんでしょうね
楽しんで下さい(^O^)/
by まえまえ (2012-04-01 09:43)
☆j-taroさん☆
nice!ありがとうございます。
そうそう、jpegにすると圧縮されて劣化するから・・・(泣)
☆HIROさん☆
nice!ありがとうございます。
朱の鳥居は異世界を呼び込んでいると感じます(^^;
☆魔太郎さん☆
nice!ありがとうございます。
鳥居が何連も連なって朱に照らされて、そんな参道を歩くと自然と別世界へ入り込んだ気分になっちゃいます。
☆まえまえさん☆
nice!ありがとうございます。
はい、楽しみま~す━━━ヽ(〃▽〃 )ノ━━━!!!!
by バク (2012-04-01 13:48)