石巻ペア -水槽物語 no.4- [水槽物語]
タンクメイトの石巻くん2匹。
(石巻貝は09年2月22日に仲間入り。この記事はその一ヶ月後です。)
いつも水槽のガラスのコケを地味に食べてくれてます。
でも小さな水槽だから、2匹が毎日モグモグと食べているうちに、
ぼちぼちコケもなくなってしまいそうな感じ。(^^;
代わりの餌を探さねば・・・・・プレコと同じ餌でOK?(^^;?
石巻貝の口はとても小さくて、
食べた跡はまるでマッチ棒でコケの付いたガラスを適当になぞってできたような、
ラインが縦横無尽に広がってます。
これが徐々にラインでなくコケのないガラスだけになるんやけどね。(^^)
水槽のガラス面を行ったり来たりしている石巻くんたち。
なかでもちょっと大きめの石巻くん、
ときおり、なにを思うのか、砂の中へとどんどんと潜っていくのだ。
おかげで、平らだった砂に動きがでた(笑)
ある日、水槽の石に白いゴマのようなものが付いているのに気づいた。
ふと、前日のことを思い出した。
小さい石巻くんがこの石にくっついて、
長い時間をかけ、石をくるくると巡っていたのだった。
・・・・・まさか・・・・・
どうみてもこれは・・・・卵だろう。
石巻くん、いや、石巻ちゃんが昨日、せっせと産み付けた卵なんやな。(^^;
大きい方が♂ 小さい方が♀
石巻くん♂あらため、イシマくん。石巻ちゃん♀あらため、マキちゃん。って呼ぶとしよう(笑)
今も卵は増殖中。しかし、間違いなく孵化しない。
調べてみたが、石巻貝は汽水域(河口辺り)で産卵して孵化するのだそうだ。
つまり、僅かな塩分が孵化には絶対条件でいるわけだ。
水槽は完全な淡水。孵化は不可能。
残念だけど、増えても困るので現状維持。
しかし・・・・産み続ける姿がいじらしいかも。
ヤマトヌマエビもこれと同じことである。
ヤマトヌマエビの産卵は汽水域(河口辺り)で、僅かな塩分が孵化の条件。
だから、今いるヤマトヌマエビたちも抱卵しても孵らないんよね。
スネールとかメダカとかミナミヌマエビは淡水で産卵孵化するんやけどね。
そんな卵を産んでいる、この石巻ペア、実はちょっと前まで行方不明だった。
水槽内を探してもいない。
あの貝殻さえない・・・・・
消えたヤマトヌマエビと同じく、姿がない。つまり死骸がない。
・・・・・う~ん。どこへ?(--;
姿を見なくなって数日間が経った。
新たに石巻くんを仲間に迎えるか考えながら水槽の水替えを始めた。
作業をしやすくするために、水槽を少しずらした時、
・・・・・え?^^;
水槽の裏側からコロンコロンと干からびた貝殻が2個出てきた。
・・・・・^^;
どうみても、それは石巻ペア。
なかよく並んでそこに静かにあった。
・・・・・★になってしまった・・・(T_T)
カラカラに乾いた貝、貝の蓋が堅く閉じられ、それも乾いている。
姿を見なくなって3日以上も過ぎている。もっと早く気づいてやればよかった。
ひくりがえって、身を起こせなかったんやなぁ。
しかし、なかよくペア並んで同じ時に同じことする?(^^;
水槽からいつの間に出て行ってしまったの?
実は水槽には蓋をしていないので、飛び出す可能性もある。
この石巻ペアを発見する前に、行方不明だったヤマトヌマエビを見つけた。
それは水槽より遙か離れた家具の隙間から。
たぶん、勢い余って水槽から飛び出して、跳ねてはねて・・・・
思いもよらない場所まで行って、★になってしまったようだ。
なんにしろ可愛そうなラストかもしれない。(T_T)
干からびたままさよならもなんだか可哀相なので、
殻に水をかけて、水槽にいたころと同じ殻の色味を取り戻した。
手に取り、もう一度、さようなら・・・と水を貝の口にもかけた。
・・・・・(^^;?
貝の口に溜まった水がスゥ~っと殻に染み込んでいく。
・・・・そんなに干からびていたのね。
と、再び水をかけてやる。
今度は水はそのままその貝に、・・・・・(^^;
しかし貝の堅く閉じた口からプツプツと泡が。
・・・・・ま、まさかね~水槽の外で放置やから。
と思いつつ、再び水をかけてみる。
・・・・プツ、プツ・・・・プクプクプク。
どちらの貝も口からどんどん泡が出る!
もしかしたら、生きてる!
そう思って水槽の浄化槽の段差の水が触れる触れないのラインに
2匹並べて、下向きに置いてみた。さらに上から水をかけてみる。
プクプクプクプクと泡がどんどん出てくる。
そんなことをやりもって、見ているとイシマくんが少し動いた(ように見えた?)!
さらに時間が経ち、なおも観察していると、イシマくんが移動していた。
・・・・・生きてたんや、イシマくん。(^o^)
しかしマキちゃんは動かない。泡も少ない。かなり弱っているのかも。
水に触れてももう生きる力ないかもしれない。
マキちゃんが気になってさらに観察続行。
と、突然、イシマくん、水槽にトポンと自ら落ちた(^^;
力なさげだけど、どうやら自力で動けるようになったらしい。
水槽の底に落ちて、水草の間に消えていった。
よかった、生きてて。でも。弱ってるから明日にでも★になってもしかたない。
それから、数時間後、今度はマキちゃんが水槽に落ちた。
もちろん自力で。
しかし、落ち方が悪かったのか、力がなくなっているのか、
落ちた場所で仰向けになってしまった。
つかさず、マキちゃんの体勢を整えてやり、動きを観察。
なかなか動かない。見守ること数時間。
その日は観察あきらめて、翌日に観察を続行。
翌朝、石巻ペアの姿は消えていた。
水槽の水草の中で、疲れた体を癒やしているのか?
その翌日、水槽は以前と同じような賑わいに戻っていた。
石巻ペアがガラス面をペトペトと動き回っていた。
その後、この石巻ペアは干からびたこともなかったかのようにいつもと変わりなく、
マキちゃんは時折、姿を見たかと思えば、行く先々で産卵して、
(マキちゃんはイシマくんのように頻繁に姿を見せないのよね^^;)
イシマくんは水槽の四面をのんびりまったり、モグモグとしている。
なんとも強い生命力。
生きるというパワーをこの小さな水槽から教わっているのかも。
石巻ペアの赤ちゃんが生まれないのだけは残念だけどね。
でも仲良し石巻ペア♪
並んでモグモグとしていると、ついついほのぼのとして時間も忘れて眺めてしまう。
(石巻貝は09年2月22日に仲間入り。この記事はその一ヶ月後です。)
いつも水槽のガラスのコケを地味に食べてくれてます。
でも小さな水槽だから、2匹が毎日モグモグと食べているうちに、
ぼちぼちコケもなくなってしまいそうな感じ。(^^;
代わりの餌を探さねば・・・・・プレコと同じ餌でOK?(^^;?
石巻貝の口はとても小さくて、
食べた跡はまるでマッチ棒でコケの付いたガラスを適当になぞってできたような、
ラインが縦横無尽に広がってます。
これが徐々にラインでなくコケのないガラスだけになるんやけどね。(^^)
水槽のガラス面を行ったり来たりしている石巻くんたち。
なかでもちょっと大きめの石巻くん、
ときおり、なにを思うのか、砂の中へとどんどんと潜っていくのだ。
おかげで、平らだった砂に動きがでた(笑)
ある日、水槽の石に白いゴマのようなものが付いているのに気づいた。
ふと、前日のことを思い出した。
小さい石巻くんがこの石にくっついて、
長い時間をかけ、石をくるくると巡っていたのだった。
・・・・・まさか・・・・・
どうみてもこれは・・・・卵だろう。
石巻くん、いや、石巻ちゃんが昨日、せっせと産み付けた卵なんやな。(^^;
大きい方が♂ 小さい方が♀
石巻くん♂あらため、イシマくん。石巻ちゃん♀あらため、マキちゃん。って呼ぶとしよう(笑)
今も卵は増殖中。しかし、間違いなく孵化しない。
調べてみたが、石巻貝は汽水域(河口辺り)で産卵して孵化するのだそうだ。
つまり、僅かな塩分が孵化には絶対条件でいるわけだ。
水槽は完全な淡水。孵化は不可能。
残念だけど、増えても困るので現状維持。
しかし・・・・産み続ける姿がいじらしいかも。
ヤマトヌマエビもこれと同じことである。
ヤマトヌマエビの産卵は汽水域(河口辺り)で、僅かな塩分が孵化の条件。
だから、今いるヤマトヌマエビたちも抱卵しても孵らないんよね。
スネールとかメダカとかミナミヌマエビは淡水で産卵孵化するんやけどね。
そんな卵を産んでいる、この石巻ペア、実はちょっと前まで行方不明だった。
水槽内を探してもいない。
あの貝殻さえない・・・・・
消えたヤマトヌマエビと同じく、姿がない。つまり死骸がない。
・・・・・う~ん。どこへ?(--;
姿を見なくなって数日間が経った。
新たに石巻くんを仲間に迎えるか考えながら水槽の水替えを始めた。
作業をしやすくするために、水槽を少しずらした時、
・・・・・え?^^;
水槽の裏側からコロンコロンと干からびた貝殻が2個出てきた。
・・・・・^^;
どうみても、それは石巻ペア。
なかよく並んでそこに静かにあった。
・・・・・★になってしまった・・・(T_T)
カラカラに乾いた貝、貝の蓋が堅く閉じられ、それも乾いている。
姿を見なくなって3日以上も過ぎている。もっと早く気づいてやればよかった。
ひくりがえって、身を起こせなかったんやなぁ。
しかし、なかよくペア並んで同じ時に同じことする?(^^;
水槽からいつの間に出て行ってしまったの?
実は水槽には蓋をしていないので、飛び出す可能性もある。
この石巻ペアを発見する前に、行方不明だったヤマトヌマエビを見つけた。
それは水槽より遙か離れた家具の隙間から。
たぶん、勢い余って水槽から飛び出して、跳ねてはねて・・・・
思いもよらない場所まで行って、★になってしまったようだ。
なんにしろ可愛そうなラストかもしれない。(T_T)
干からびたままさよならもなんだか可哀相なので、
殻に水をかけて、水槽にいたころと同じ殻の色味を取り戻した。
手に取り、もう一度、さようなら・・・と水を貝の口にもかけた。
・・・・・(^^;?
貝の口に溜まった水がスゥ~っと殻に染み込んでいく。
・・・・そんなに干からびていたのね。
と、再び水をかけてやる。
今度は水はそのままその貝に、・・・・・(^^;
しかし貝の堅く閉じた口からプツプツと泡が。
・・・・・ま、まさかね~水槽の外で放置やから。
と思いつつ、再び水をかけてみる。
・・・・プツ、プツ・・・・プクプクプク。
どちらの貝も口からどんどん泡が出る!
もしかしたら、生きてる!
そう思って水槽の浄化槽の段差の水が触れる触れないのラインに
2匹並べて、下向きに置いてみた。さらに上から水をかけてみる。
プクプクプクプクと泡がどんどん出てくる。
そんなことをやりもって、見ているとイシマくんが少し動いた(ように見えた?)!
さらに時間が経ち、なおも観察していると、イシマくんが移動していた。
・・・・・生きてたんや、イシマくん。(^o^)
しかしマキちゃんは動かない。泡も少ない。かなり弱っているのかも。
水に触れてももう生きる力ないかもしれない。
マキちゃんが気になってさらに観察続行。
と、突然、イシマくん、水槽にトポンと自ら落ちた(^^;
力なさげだけど、どうやら自力で動けるようになったらしい。
水槽の底に落ちて、水草の間に消えていった。
よかった、生きてて。でも。弱ってるから明日にでも★になってもしかたない。
それから、数時間後、今度はマキちゃんが水槽に落ちた。
もちろん自力で。
しかし、落ち方が悪かったのか、力がなくなっているのか、
落ちた場所で仰向けになってしまった。
つかさず、マキちゃんの体勢を整えてやり、動きを観察。
なかなか動かない。見守ること数時間。
その日は観察あきらめて、翌日に観察を続行。
翌朝、石巻ペアの姿は消えていた。
水槽の水草の中で、疲れた体を癒やしているのか?
その翌日、水槽は以前と同じような賑わいに戻っていた。
石巻ペアがガラス面をペトペトと動き回っていた。
その後、この石巻ペアは干からびたこともなかったかのようにいつもと変わりなく、
マキちゃんは時折、姿を見たかと思えば、行く先々で産卵して、
(マキちゃんはイシマくんのように頻繁に姿を見せないのよね^^;)
イシマくんは水槽の四面をのんびりまったり、モグモグとしている。
なんとも強い生命力。
生きるというパワーをこの小さな水槽から教わっているのかも。
石巻ペアの赤ちゃんが生まれないのだけは残念だけどね。
でも仲良し石巻ペア♪
並んでモグモグとしていると、ついついほのぼのとして時間も忘れて眺めてしまう。
エビの卵は何年も乾燥したままでも水がかかれば孵化するのは知っていたけど貝はそのままで・・・とは知らなかった(^^;
素晴らしき生命力!(^^)b
by SerowGOGOGO (2009-03-23 09:43)
次から次へとタマゴの連鎖が...
大量発生を楽しみにしてます(⌒ー⌒) ニヤリ
by まえまえ (2009-03-29 21:34)
★YASHさん★&★HIROさん★
nice!ありがとうございます。
★GOGOGOさん★
nice!ありがとうございます。
石巻ペア、私もまさかあんなに乾燥してるのに生きているとは、
よもや思いもよりませんでした(^^;
恐るべし?生命力(^^)
★まえまえさん★
nice!ありがとうございます。
大量発生を防ぐべく検討中(真剣^^;)
by バク (2009-04-01 14:32)