Flexaret VI file no.0005 ごえんさんの言葉 [Flexaret VI]
春分の日が近づくと、祖母の思い出がちらちらと脳裏をかすめる。
もう3年前のことだけど、
2009年3月21日は、祖母の17回忌だった。
その時のいい言葉(笑?)を思い出したので、ブログに残しておこう。
いつも通りお経をあげて、
ごえんさん(方言かな?お世話になっている住職さんのこと)が説教をしてくれた。
「星占いなどで『今日はいい日』とか『今日は悪い日』とか、
そんなことで一日を迎える人がいます。
今日という日に『いい』も『悪い』もありません。
善い行いをしたのなら、その日はあなたにとって『いい日』なのです。
悪い行いをしたのなら、その日はあなたにとって『悪い日』なのです。
本来は毎日が『いい日』なのです。
悪くするのはその行いなのです。・・・・・・以下、省略」
私なりに解釈して聞いてた。
その日が初めから「いい日」か「悪い日」かなんて決まっていなくて。
一日は誰にとっても始まりは同じ状態から始まるわけで、
その人がどんな行為をしたのか、その人自身の心なかでその人の一日が変わる。
ここで気づいたのが、
説教のなかで繰り返し言われた言葉、
それは「自分が何をしたのか」だった。
「だれが自分にしてくれたのか」ではなく、
「いい日」「悪い日」は自分が何をしたのか。なのである。
以前に薬師寺に訪れたときにも聞いた。
その時には自分の先祖は何十万といるのです・・・と言われていた。
自分から親へまたその親へとネットワークをつくると、
その先には何十万という人が並んでいるのだ。
それだけの何かを受け継いでいて、
そしてそれをまた次へと繋いでいく。
そう語られると不思議と世界は過去でも繋がっているんだと思える。
自分の周りにいる人、遠く会ったこともない人と、
過去のどこかで繋がっているのかもしれない・・・
そして、これからも未来へ過去からのそんな不思議な糸(縁)を
ちゃんと切れることなく紡いでいれますように・・・・・
こんにちは。
以前、TVドラマの中で、寺の住職(役の俳優さん)が子供達に聞かせていた説法で、「天国と地獄(の饂飩)の話」が印象に残っています。
要は、他人を蹴落として我勝ちに自分の利だけを追求する地獄か、譲り合って互いに感謝し合える天国…天国も地獄も人の心の持ち様?であるという物です。
http://t-hayashi.at.webry.info/200411/article_4.html
輪廻とかの思想もありますが、人は何かしら繋がっている物ですよね。
by HIRO (2011-03-18 16:42)
☆HIROさん☆
nice!ありがとうございます。
仏教なので輪廻や自業自得の考えなのでしょうね。
でもどこの国でも気持ちの持ちようで世界観が変わるんですよね。
by バク (2011-03-22 13:21)
☆pittsさん☆
nice!ありがとうございます。
☆GOGOGOさん☆
nice!ありがとうございます。
☆j-taroさん☆
nice!ありがとうございます。
by バク (2011-03-22 13:22)