6月の雨

今日、大阪も梅雨入りしたらしい。
そして、それを待っていたかのように朝から降り出した雨。

いつもなら、鬱陶しい・・・・なんて思うけど、
今日は雨の中、歩き出した。
昨日までの蒸し暑さがあ嘘のように、
ひんやりとした雨の湿気が妙に気持ちいい。

この雨を待っていたのだから。
なにしろ、雨の中が一番似合う紫陽花の季節なんだし。
せっかくの雨だから紫陽花を楽しんでおこう。



雨が降っている様子を一緒に撮るのって難しいもんや。
何度もシャッター切るけど、露出やスピードを変えても、絞りを調整しても、
なかなか雨の姿が映ってくれない。
傘をさしていることもあって、カメラを美味く安定させれない。
さらに、左手首は使えない・・・・・傘とカメラの両立は難しい（苦笑）



雨で色が鮮やか。
そして、カタツムリ気分で紫陽花にカメラを潜り込ませる。



なんだか子供の頃を思い出す。
雨の日に傘さして飛び出して、
植え込みの下に潜り込んで、
落ちてくるしずくを眺めたり、
水たまりの水滴の波紋に魅せられたり・・・・・
そして、なにより大きな葉っぱの裏から雨の落ちる様を見て楽しんでたなぁ。

今も基本的には変わらないのかも（笑）

木陰で････

5月最後の日曜日。
使えない左手首に嫌気をさしながら、
コンデジをバッグに詰め込んで、陽射しの中へ飛び出した。

もう初夏なんだ。

頭上を見上げ、木漏れ日にわくわくしながら、
葉と陽射しの重なりに、しばらく見惚れてしまった。

やがて、あの向こうに夏の風が吹くんやなぁ。

PANTONE_3262な水曜日

春の少し寒々とした曇天のした、
京都府立植物園へおでかけ。

もちろん、あのbagabooのバッグにカメラを入れて。



後ろ姿は↑な感じ。
（参考までに･･･私は164cmぐらいです）

カメラを入れていると重いけど、
抜いてしまうと軽い～半日、背負ってても苦痛じゃなかった。
MTBに乗った状態なら、背中に乗っかる感じだから、もっと楽かな？

さて、春ともなれば、植物園も彩り豊かになってくる。



淡いレモンイエローなツツジ。
ピンクの濃い色を見慣れているせいで、とても新鮮♪

園内は寒さのせいか平日だからか、
花見客もそんなに多くないようだった。
（日曜日の万博の方が恐ろしく人だらけだった）

そんなお花見客に混じって、お花見中の？お客さん（笑）



花より、他人のお弁当やろなぁ（笑）
ウロウロと弁当を食べているファミリーの側を歩いてました。
桜とサギって絵になるけど、状況が状況だけに笑える。
園内はいろんな種類の桜が満開で、華やか。
でも写真は撮らず････なにしろ、私の目的は桜じゃぁないからね。

私の狙いは････温室の中！
（温室のあのむっとした湿度や温度が意外と好きだったりするのだ（笑））
この桜が満開になるこの時期に、温室でも満開を迎えようとする花がある。
それはとても不思議な色。



「ヒスイカズラ－Jade Vine （翡翠 葛）」
フィリピン諸島のルソン島やミンドロ島などの限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物。

この花の色がなんとも不思議すぎ！
自然が産んだ美しい色！



ヒスイ色と青色と紫色と･････その何とも言えない色の絡みにすいこまれそうになる。





これが頭上から、木々や植物の葉にカモフラージュされたように、
目立たず、でも目を惹く花が垂れ下がっている。
これを育ててみたいけど、まず、スペースがないし、気温もキープ不可能やし。
今は見に来ることで満足しよう。



もし、お近くの植物園にこの「ヒスイカズラ」を一見されてみては？

温室にはいろんな植物があって、私は好きなのだが、
中に入る人はみな口々に、湿度が気持ち悪るいとそそくさと出ていってしまうようで、
私と一緒に来ている相方はどうなんやろ？なんて思ってはみるものの、
花や植物に気をとられ、そんなこともすっかり忘れてマイペース。（＾＾；



とても変わった実がなってるし♪

温室を出て、さらに散策。



アーモンどの花。
････これなら育ててみたいかも♪
この京都の屋外で育っているのだからなんとかなりそうや～（＾o＾）



ベニバナミツマタ。
ミツマタに紅色があるなんて知らんかった（＾＾；
いつも見るのは黄色だけだったからなぁ。

日も少し傾き始め、帰るコースに入った我々に、
入園してからずっと動かないカメラおじさん達が、まだカメラを構えていた。
狙いは池の茂み。
見えるかな？と違うポイントからその狙っている場所を覗くが、よく分からない。
たぶん、おじさん達のポイントがベストなんやろ。
そう言ってると、そのポイントから移動されてきた、女性がアドバイスしてくださり、
なんとか見えるようにはなったけど、いまいち。
で、女性の奨めるようにカメラおじさん達のところまで移動。

「おお！」いたいた。



カワセミ。
とても美しい鳥やな。

おじさん達がとても丁寧に説明をしてくださるので、
さらに観察をしているのが楽しくなる。

2羽のカワセミが縄張りと雌をめぐって交戦状態。
近づいたり離れたり、追いかけたり追いかけられたり。



↑ちょっと近づいてる。
近づくと追いかけっこ！

なんとしてもゲットしたい彼女↓
（カメラおじさん達に教えてもらった。カワセミの雌は口紅つけてるよ（うに見える）。）



こんな情景をめったに見れないよ。だそうです。
かれこれ2週間もこの2羽の争いが続いているそうで、
未だ決着がつかないらしい。
おじさん達はこれがチャンスと、めったに無い2羽の膠着状態に毎日（？）カメラで追いかけているそうだ。
そのカメラの素晴らしいこと！
撮った画像を見せもらった。
水面上を飛ぶカワセミが見事に捉えられている！
ISO1600・F5.6・1/1000
Nikonデジイチで、一脚にオリジナルだろうパーツで組まれたスコープをつけ、
飛ぶ姿を両眼で追いかけれるように、構成されている。
レンズは400mm。
･････う～ん。
私には夢のようなセットや。
それだけ揃えたらハスクぐらい買えそうやな（笑）



↑雌と雄2羽のトリオ！
わかりにくいかもしれないなぁ。
雌が水面近くにいて、その左斜め上に2羽がいるんやけど、
葉陰にいるので見つけにくいかな？

この2羽の交戦はいつ決着着くのかな？



それにしてもカワセミの色って映える。

あのおじさん達は念願のシーンを撮っているだろうか。
つがいが並んで池の上を飛んでいるシーン。
そんなシーン、おじさん達が撮れていますように。

翡翠色に恵まれた水曜日（水曜日って感じも翡翠っぽい（笑））。
こんな色がWEBでちゃんと表現出来るとは思わないけど、
見ている人にその色の不思議さ、美しさが伝わるといいなぁ。
春だけど桜いろでない、PANTONE3262のイメージな一日でした♪

色、彩々

去年も全く同じ日に、ここ「久安寺」に紅葉を観にきた。

でも今回はデジカメでなく、
例の35mmフィルムを一眼で。

デジカメのような手ぶれ補正機能なんてないから、
半分は微妙なブレでぼけてしまった。
構える腕がプルプル震えて、
うまくカメラを固定できない！！（＾＾；
筋力も落ちたけど、
いかに、文明の利器に慣れてしまっていたかと感じる。

そんな、ピンぼけ、手ぶれの中から、
お気に入りをPick Up！

（＾o＾）／

やっぱり銀塩カメラ！

もう一ヶ月ぐらい経つのかな？

先月の高取町へ行った時に、
久々に35ミリのフィルムを使った。

ほんまに久々。

銀塩カメラがカビでレンズが曇っていないか････心配だったけど、
部屋の環境が功を奏したのか、
約4年ぶりに除くファインダーはクリアで、
やはり気持ちがわくわくする。

この日は70-300ミリとAi機能無関係の古い35ミリのレンズを装備。
35ミリレンズはもらいもの。
元朝日新聞のカメラマン（今はカルチャーセンターの講師）がNikon派の私にくれたもの。
もらってから一度も使っていなかったので、ようやくその使い勝手を試せる。

しかし銀塩カメラって重いんです･････（－－；

祈りのかたち

誰が彫ったのか、

祈る思いがこの岩に刻まれている。

静かな林の中で、

木々に包まれて、

風雨雪に風化し、

それでも今なお、

その祈りが木立に木魂しそうな、

そんな、祈りのかたち。



まだこの山には他にもあるのだそうだ。

だが、この日はあいにくの天気でこの五百羅漢だけを見て下山。

残念。


夜、雨上がりの雲の切れ間から久々に眺めた星空。

もう冬の星座が現れているんやなぁ。

ペガサスやカシオペアが西に向かって傾き、

オリオンが輝いてる。

のんびりと夜空を眺めるキャンプとかしたいなぁ。

･･･････って、言う私は寒冷蕁麻疹持ちやけど（笑）



ｐｓ：
写真の五百羅漢は高取町の壺阪寺よりさらに登った香高山にあります。
天気がよく、時間に余裕があるときは、壺阪寺から高取城を経て、高取町の土佐街道へと、ハイキングするのがおすすめ。
次に行くときはそのコースで楽しんでみようと思ってます♪（この日は雨がポツポツと落ちてきたので･････）

野良風が吹く

気持ちの雲が吹っ切れていく。

秋空のように、どんどん澄んでいく。

なんて、心が軽いんだろ！

そして、心の奥で何かが温かく動いている！


ありがとうね。

過去に、そして未来に、・・・・・君に！