ぐるっとびわ湖一周クルーズ [ちょっと旅気分]
先月の話です。
どんよりした空模様のなか『琵琶湖クルーズ』を楽しんできました。
早起きして、空をながめつつ、雨が降りませんように・・・と祈りながら、
電車に乗り込んで浜大津港までプチ旅。
山科駅から京阪電車に乗り込んだのだが・・・・
（スタート時点の写真がなくて申し訳ないが････）
山科から浜大津へ向かう京阪電車はとても狭い線路で家々の軒先をすり抜けるという感じである。しかもはっきり言って、電車でこのカーブ？というようなヘヤピン並のカーブを走るのである。もちろん速度は歩く速度並だけど、これが何輌もの編成の御堂筋線の電車だったら、まず、曲がれないだろうなぁ。一両のサイズも小さいし。
そして、踏切わたった直ぐにお寺の入り口。・・・・・（＾＾；・・・ってことはお参りするのにこの踏切を必ず渡らねば行けないってこと？お寺の参道に線路が敷かれたの？そんな線路を走り抜け、浜大津に到着。
びわ湖の天気も冴えないが雨ではない。
写真の向こうに映っているのは『ミシガン』。いつかはあれも乗ってみたいなぁ。
今回乗船したのは『高速船リオグランデ』（琵琶湖汽船）、これでびわ湖を一周するクルーズを楽しむのである。
高速船と云うわりに速度もなくのんびりと航行するなぁ・・・と思っていたら、ナビゲーターさんが「橋を越えたら、高速航行に入ります。この周辺ではヨットや小型船舶が多く、危険なので速度を落としてます。」との案内。浜大津からびわ湖大橋まで約1時間。橋をくぐり抜けると・・・・
船のスピードが・・・・めちゃ快速♪
まず、沖島に向かう。
びわ湖のなかの小さな島に450人ぐらいが住んでいる小さな島。
この島に30分程度の上陸。・・・・30分だけ？（＾＾；
ナビゲーターが島を観光するコースとお寺を訪ねるコースがあると云うので、お寺を訪ねて住職の話を聞くことにした。そのお寺とは『西福寺』。しかしあいにく住職さんは知り合いの結婚式に出かけられていて、留守を預かっている女性が寺の話をしてくださった。
←幽霊の掛け軸。
この幽霊はやさしい顔に描かれている。
幽霊の前に座するのが（本願寺第八代御門主）蓮如上人。
この幽霊はこの島の漁師、茶谷・重右衛門の女房である。
この幽霊に起因（成仏できるように南無阿弥陀仏と書にした）して『虎斑御名号』と『正信偈四句の御文』がある。『虎斑御名号』はムシロの上で書いたため『南無阿弥陀仏』の字が虎の模様のように見えることからそう呼ばれているのだとか・・・・・これが文明の時というから・・・1470年代？（＾＾；
そんな話を聞きながら、日本の歴史を勉強。
でも、一番面白かった話は、「この島に都会でモデルをしていた女性が仕事を辞めてこの島に嫁ぎにやってきてたんだけど、こんな何にもない島に・・・ねぇ・・・都会の方が若い人には魅力やのにねぇ・・・・・」と、島の世間話だ。沖島は小さいので信号もない。車が走るところもない。だから車なんてない。自転車か徒歩で十分生活できる。そんな静かで穏やかな島の時間、自然にその人は惚れ込んだのかな？「・・・まぁ、狭い島の中ですから、いろいろとありますしね～」と最後を括ってお別れした。
450人ぐらいだったら小学校の単位より少ないかな？そりゃ、世間話もあっという間に広がるやろうし、気を遣わなくてよさそうやけど、限られた人数で逆に気遣うことも多々あるんやろうなぁ。
船に戻って、沖島の土産に『小アユの甘煮』をゲット。
まだ釜からあげたばっかりというこの『小アユ』はアユ嫌いな私でも何故か食べれた♪
ビールにGOOD♪
・・・・・・と、ここでお弁当が配られた。
おおおおお！
びわ湖の特産品がしっかり入ってるぅ～（＾o＾）/
ゆっくり味わって食べていると、アナウンスが流れた。
「沖の白石が左手に見えてきました」
・・・・・（＾＾；
びわ湖の真ん中に岩がひょっこり現れている。
天気良ければ、この岩も真っ白で綺麗やろうけど・・・・
グレーの空にダークな湖面色だからなぁ（－－）
やがて、多景島が見えてきた。
この島には竹が自生していて、さらに見る方角でそれぞれ違った景観が楽しめるそうだ。
反対側は岩だらけ～
・・・・南無阿弥・・・・って？誰が彫ったの？
こちら側は岩ばっかりやなぁ。
島から遠のく船のデッキから島を振り返ると・・・・・
まるで軍艦のようだ（＾＾；
船はさらに竹生島に。
弁天さんが祭られている島で、それ以外は住居などない。
島の斜面を上る階段はかなり高配があって大変やぁ・・・・
↓宝厳寺観音堂へ降りる階段。かなり急高配でしょ？（＾＾；
宝厳寺観音堂の中はなんともいえない雰囲気。
桃山時代の華麗な装飾がいたるところに見れる。
↓舟廊下（船底のよう？）
この舟廊下は秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用して作られたもので、重要文化財だそうだ。
本殿は桃山時代を代表する装飾で国宝････（秀吉時代のものね＾＾）
ちなみに本殿内部は撮影禁止なので概観だけ（＾＾；
で、有名（？）な
この神社は竜神（なぜか白巳 ＾＾；）を琵琶湖を眺める絶景ポイントに祀ってある。
この鳥居に向かって願掛けの土器（杯）を投げて祈るのだが、
横道に逸れないか、投げる時はドキドキもの。
土器の一枚は願いを、もう一枚は名前を。
その２枚同時に投げるのだが･････ひとつは鳥居をくぐって、もうひとつは鳥居直前で逸れた・・・・・ま、半分は願い叶うかな？（笑）
↓願いってほどじゃぁないけどね（＾＾；
竜神を祀る拝殿、そこには竜神（白巳やけど・・・）が（＾＾；
←『阿』？
←『云』？
魔太郎さんのように蛇が苦手な人は、お賽銭してまで拝まないだろうなぁ・・・
ほんまにリアルな彫刻だからね（＾＾；
ぐるっとめぐってラストに違う竜神を祀った拝殿。
こちらは『黒龍姫』の文字があるから、女神系？
私の干支でもあるから、ここもしっかりお祈りしておいた。（＾＾）
駆け足のごとく竹生島を観光し、再び船に乗り込んで、湖をひたすら南下。
17時、浜大津港に帰港。
船で１日クルーズの旅。
次もどこかで楽しみたいものだ♪
備考----------------------------------
琵琶湖の大きさは淡水湖として日本一ですが、世界レベルで言うと129（128？）番目。
しかし、今から約400万年前に誕生し、約40万年前から現在のような深く大きな琵琶湖に変化したもので、歴史で言うと世界で３番目に古い湖だとか･････
----------------------------------------end
追記-------------------------------------
忘れてました（＾＾；
竹生島を出港して、長浜港に３０分程度寄港してました。
時間が少なく、黒壁スクェアまで行くこともできないので、
港周りをうろうろとしただけで、記憶に薄かったせいか忘れてました。
せめて長浜には１時間～２時間ぐらい時間あればなぁ･････
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どんよりした空模様のなか『琵琶湖クルーズ』を楽しんできました。
早起きして、空をながめつつ、雨が降りませんように・・・と祈りながら、
電車に乗り込んで浜大津港までプチ旅。
山科駅から京阪電車に乗り込んだのだが・・・・
（スタート時点の写真がなくて申し訳ないが････）
山科から浜大津へ向かう京阪電車はとても狭い線路で家々の軒先をすり抜けるという感じである。しかもはっきり言って、電車でこのカーブ？というようなヘヤピン並のカーブを走るのである。もちろん速度は歩く速度並だけど、これが何輌もの編成の御堂筋線の電車だったら、まず、曲がれないだろうなぁ。一両のサイズも小さいし。
そして、踏切わたった直ぐにお寺の入り口。・・・・・（＾＾；・・・ってことはお参りするのにこの踏切を必ず渡らねば行けないってこと？お寺の参道に線路が敷かれたの？そんな線路を走り抜け、浜大津に到着。
びわ湖の天気も冴えないが雨ではない。
写真の向こうに映っているのは『ミシガン』。いつかはあれも乗ってみたいなぁ。
今回乗船したのは『高速船リオグランデ』（琵琶湖汽船）、これでびわ湖を一周するクルーズを楽しむのである。
高速船と云うわりに速度もなくのんびりと航行するなぁ・・・と思っていたら、ナビゲーターさんが「橋を越えたら、高速航行に入ります。この周辺ではヨットや小型船舶が多く、危険なので速度を落としてます。」との案内。浜大津からびわ湖大橋まで約1時間。橋をくぐり抜けると・・・・
船のスピードが・・・・めちゃ快速♪
まず、沖島に向かう。
びわ湖のなかの小さな島に450人ぐらいが住んでいる小さな島。
この島に30分程度の上陸。・・・・30分だけ？（＾＾；
ナビゲーターが島を観光するコースとお寺を訪ねるコースがあると云うので、お寺を訪ねて住職の話を聞くことにした。そのお寺とは『西福寺』。しかしあいにく住職さんは知り合いの結婚式に出かけられていて、留守を預かっている女性が寺の話をしてくださった。
←幽霊の掛け軸。この幽霊はやさしい顔に描かれている。
幽霊の前に座するのが（本願寺第八代御門主）蓮如上人。
この幽霊はこの島の漁師、茶谷・重右衛門の女房である。
この幽霊に起因（成仏できるように南無阿弥陀仏と書にした）して『虎斑御名号』と『正信偈四句の御文』がある。『虎斑御名号』はムシロの上で書いたため『南無阿弥陀仏』の字が虎の模様のように見えることからそう呼ばれているのだとか・・・・・これが文明の時というから・・・1470年代？（＾＾；
そんな話を聞きながら、日本の歴史を勉強。
でも、一番面白かった話は、「この島に都会でモデルをしていた女性が仕事を辞めてこの島に嫁ぎにやってきてたんだけど、こんな何にもない島に・・・ねぇ・・・都会の方が若い人には魅力やのにねぇ・・・・・」と、島の世間話だ。沖島は小さいので信号もない。車が走るところもない。だから車なんてない。自転車か徒歩で十分生活できる。そんな静かで穏やかな島の時間、自然にその人は惚れ込んだのかな？「・・・まぁ、狭い島の中ですから、いろいろとありますしね～」と最後を括ってお別れした。
450人ぐらいだったら小学校の単位より少ないかな？そりゃ、世間話もあっという間に広がるやろうし、気を遣わなくてよさそうやけど、限られた人数で逆に気遣うことも多々あるんやろうなぁ。
船に戻って、沖島の土産に『小アユの甘煮』をゲット。
まだ釜からあげたばっかりというこの『小アユ』はアユ嫌いな私でも何故か食べれた♪
ビールにGOOD♪
・・・・・・と、ここでお弁当が配られた。
おおおおお！
びわ湖の特産品がしっかり入ってるぅ～（＾o＾）/
ゆっくり味わって食べていると、アナウンスが流れた。
「沖の白石が左手に見えてきました」
・・・・・（＾＾；
びわ湖の真ん中に岩がひょっこり現れている。
天気良ければ、この岩も真っ白で綺麗やろうけど・・・・
グレーの空にダークな湖面色だからなぁ（－－）
やがて、多景島が見えてきた。
この島には竹が自生していて、さらに見る方角でそれぞれ違った景観が楽しめるそうだ。
反対側は岩だらけ～
・・・・南無阿弥・・・・って？誰が彫ったの？
こちら側は岩ばっかりやなぁ。
島から遠のく船のデッキから島を振り返ると・・・・・
まるで軍艦のようだ（＾＾；
船はさらに竹生島に。
弁天さんが祭られている島で、それ以外は住居などない。
島の斜面を上る階段はかなり高配があって大変やぁ・・・・
↓宝厳寺観音堂へ降りる階段。かなり急高配でしょ？（＾＾；
宝厳寺観音堂の中はなんともいえない雰囲気。
桃山時代の華麗な装飾がいたるところに見れる。
↓舟廊下（船底のよう？）
この舟廊下は秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用して作られたもので、重要文化財だそうだ。
本殿は桃山時代を代表する装飾で国宝････（秀吉時代のものね＾＾）
ちなみに本殿内部は撮影禁止なので概観だけ（＾＾；
で、有名（？）な
この神社は竜神（なぜか白巳 ＾＾；）を琵琶湖を眺める絶景ポイントに祀ってある。
この鳥居に向かって願掛けの土器（杯）を投げて祈るのだが、
横道に逸れないか、投げる時はドキドキもの。
土器の一枚は願いを、もう一枚は名前を。
その２枚同時に投げるのだが･････ひとつは鳥居をくぐって、もうひとつは鳥居直前で逸れた・・・・・ま、半分は願い叶うかな？（笑）
↓願いってほどじゃぁないけどね（＾＾；
竜神を祀る拝殿、そこには竜神（白巳やけど・・・）が（＾＾；
←『阿』？←『云』？魔太郎さんのように蛇が苦手な人は、お賽銭してまで拝まないだろうなぁ・・・
ほんまにリアルな彫刻だからね（＾＾；
ぐるっとめぐってラストに違う竜神を祀った拝殿。
こちらは『黒龍姫』の文字があるから、女神系？
私の干支でもあるから、ここもしっかりお祈りしておいた。（＾＾）
駆け足のごとく竹生島を観光し、再び船に乗り込んで、湖をひたすら南下。
17時、浜大津港に帰港。
船で１日クルーズの旅。
次もどこかで楽しみたいものだ♪
備考----------------------------------
琵琶湖の大きさは淡水湖として日本一ですが、世界レベルで言うと129（128？）番目。
しかし、今から約400万年前に誕生し、約40万年前から現在のような深く大きな琵琶湖に変化したもので、歴史で言うと世界で３番目に古い湖だとか･････
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追記-------------------------------------
忘れてました（＾＾；
竹生島を出港して、長浜港に３０分程度寄港してました。
時間が少なく、黒壁スクェアまで行くこともできないので、
港周りをうろうろとしただけで、記憶に薄かったせいか忘れてました。
せめて長浜には１時間～２時間ぐらい時間あればなぁ･････
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航跡からそのスピード感が伝わってきます。
私も湖西や湖北はよく行くんですけど、
船で島を巡るのは面白そうですねぇ。
今度行ってみよう!
by YASH (2009-07-18 21:01)
琵琶湖も侮れませんね（＾＾；
バイクでぐるっと一周する物だと思いこんでました。
by j-taro (2009-07-19 07:45)
さすが琵琶湖！でっかいな～！（＠＠；
でかいだけかと思ったけどなかなか楽しめるようでいいね（＾＾）ｂ
by SerowGOGOGO (2009-07-19 09:51)
稚鮎とビールが美味そうですネ (￣¬￣) ジュル・・・
蛇さんの阿吽も d（-_＾）good！
次は、「封じ」じゃなくて、「退散」でチャレンジしましょう♪
by まえまえ (2009-07-20 08:57)
★YASHさん★
nice!ありがとうございます。
ぜひぜひ、船での琵琶湖探訪をしてみてください。
いつも陸からみているだけに新鮮ですよ♪
★j-taroさん★
nice!ありがとうございます。
あなどれません。
湖岸をぐるっと走るだけじゃぁないんです（笑）
★GOGOGOさん★
nice!ありがとうございます。
でっかいです。楽しめます（＾＾）
昔、遠くからきたおばあさんがその孫に「あら？海が見えてきたよ」と教えてたのを思い出します（＾＾；
★まえまえさん★
nice!ありがとうございます。
そうやった。「封じ」でなく「退治」とか「無縁」とか「縁切り」ですよね～
次はガンと「縁切り」しなきゃぁ（笑）
by バク (2009-07-20 18:12)
こんにちは。
天気は、曇りでしたが、琵琶湖周遊楽しまれた様で何よりです。
琵琶湖と言えば、個人的には、鳥人間大会（笑）
今年は、不況もあって開催されないのが残念です。
by HIRO (2009-07-21 20:34)